開発経済学入門

開発経済学入門 (経済学叢書Introductory)

開発経済学の比較的広範なトピックを扱った,わかりやすい教科書です。

開発経済学は,おもに発展途上国の経済問題を扱う応用経済学の一分野です。最近の開発経済学は,開発ミクロ経済学と呼ばれるような家計の行動に焦点を当てた研究が主流になりつつありますが,この教科書では経済成長理論などのマクロのトピックも多く扱われています。また,政治制度や社会資本などに紙幅が割かれていることも特徴です。

開発経済学は非常に幅広い分野なので,全体像をつかむのが難しいところもあるのですが,この分野での研究者や国際機関の職員を目指す方,開発コンサルなどに就職を考えている方は,まずいろいろなトピックについて読んでみて,興味をもったトピックはより詳しく調べてみるという勉強方法が良いのではないかと思います。この教科書は読み物としても興味をかきたてられる内容で,開発経済学を概観するのにおすすめです。

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