基本統計学

基本統計学 第4版

大学の一般教養レベルの統計学の教科書です。

統計学の教科書は,それこそ数え切れないほどの種類が出版されています。もちろん基本レベルの教科書はどれも同じ内容ではあるのですが,作者によって説明の方法や取り上げる例が異なっており,わかりやすいと思う本もひとりひとり違ってきます。いくつかの教科書を読んでみて,自分がいちばんわかりやすいと思うものを使うのがベストですが,やはり多くの人がわかりやすいと感じる人気の教科書というものが存在します。

私自身も,大学生のときにはなかなか統計学が理解できず,図書館で何冊も教科書を読み比べて悪戦苦闘していました。そんな中で,「わかりやすい」と思ったのがこの本です。それ以来,大学院で計量経済学を学んでいるときにも,教員になってから統計学や計量経済学の授業をするときにも,常にこの本を参考にしてきました。この本に出会わなければ,統計学を諦めて今の仕事はしていなかったかもしれません。もう20年以上使ってきたので,本はけっこう傷んでしまいましたが,amazonで調べていると,つい先日第4版が出版されたことを知り,さっそく注文しました。

思い出話はさておき,この教科書の特徴は,練習問題が非常に多く掲載されているということです。また,問題の解答もついているので,とにかく理解できるまで問題を解き続けるということが可能です。Excelで意味もわからず計算して答えだけを出しわかった気になって満足するというのではなく,手計算や電卓を使って応用問題を解きながら統計理論を理解していくというのは,非常に効率的な勉強方法だと思います。

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